≪新型コロナウイルス対応連載 vol.1≫今だからこそ、サロンワークのシステム化を検討してみませんか?

電子カルテ

※本記事は過去に制作されたため、一部現在は提供していない機能や製品・サービスについての情報が含まれている場合がございます。最新の情報についてはお問合せください。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から全国に緊急事態宣言が発令されました。
理美容室は休業要請対象外、エステ・ネイルサロンなどは広さによって異なる対応(※)となりましたが、「不要不急の外出自粛」ということもあり、開店していても来客数の減少は免れない中で、通常よりも清掃面やコミュニケーションに気を使われたり、時短営業にされたりと、工夫をしながらなんとか営業を続けられるサロンもあることでしょう。また、感染拡大防止はもちろんサービスの特性・来店状況などを鑑み、休業を選択する店舗も増えています。国からの保証や感染終息の目途もつかない今、先行きは不安なこととお察しします。

しかし、営業を再開し、お客様が戻られる日は必ずやってきます。
Aiony Blogでは必ず訪れる営業再開に向けて、通常営業時では後回しにしがちな大切なこと
“今だからこそしておくべきこと” を、複数回にわたってご紹介していきます。

(※)エステ・ネイルサロンなどは1,000㎡超の大型店は休業要請、1,000㎡以下の場合は使用停止・開催停止の協力依頼、100㎡以下の施設は営業時の適切な感染防止対策の徹底が依頼されている

サロンでの業務は接客の他に、集客に向けた顧客管理、在庫管理、売上・顧客分析など多岐に渡ります。思わぬ時間ができてしまった今、カルテの整理や各種分析結果と時間をかけて睨めっこしたり…も良いかもしれませんが、せっかくなら業務効率化に向けてシステム導入を検討する時間も作りませんか?

1、カルテの電子化

「電子カルテって難しそう…」「そもそもパソコンが苦手だから…」と敬遠していると、紙のカルテは増える一方。
いざお客様情報を確認したい時に分厚いファイルから探し出したり、定期的にカルテ整理を行う、そんな時間を少しでも削減できれば、確実に業務効率化できます。また情報がシステム化されていない場合、スタッフの記憶や感覚をベースに再来店時の接客・施術をしていたものが、数値や具体的な情報を予め確認できるようになるため、より確実度の高いサービスを提供することができるようになることで顧客満足度をアップさせることにもつながり、共有も簡単でスタッフ教育にも役立ちます。
もちろん、導入直後は操作方法を覚えたり、過去のカルテを掘り起こす必要があったりと、大変な部分もありますが、慣れてしまえばもう紙カルテでの管理には戻れなくなります。

2、分析

顧客管理が行えるシステムを導入すると、顧客分析機能も含まれていることが多いため、紙カルテでは難しかった細かな顧客分析が可能になります。
顧客情報をシステム化できると、顧客の誕生日など特別な日をもれなく把握することはもちろん、顧客層や来店頻度、施術メニューなどの情報を客観的且つ数値で集計し、分析できるようになることで集客に活用することも可能となります。集計や分析結果を自動的に計算してくれるので、手間や時間がかかりません。

3、在庫管理のシステム化

在庫管理は、サービスの提供に欠かせないものであり、サロンの資産管理という側面からも重要な業務です。
サロンでは様々な商材を扱いながら在庫切れを防ぐ必要もあるため、定期的な在庫チェックが必要ですが、システム化をしていないと時間も人手も取られる負担の大きな作業です。そのため、アナログ管理をされている場合、「実は適正な在庫管理を行えていない」というサロンもあるのではないでしょうか。大変な作業もシステム化することで、フローが整いスタッフへの教育もしやすく、無駄な確認なども省け、作業効率アップに繋がります。

システムを導入することによる業務効率化が見えはじめたら、具体的なシステムの検討ですよね。
システムを決めることがゴールではありません。その後、サロンの役に立つツールとして利用し続けることで、情報が蓄積され、もっと使い勝手の良いものになっていくはずです。

導入するシステムを決めるときのポイントとして、
・スタッフ誰もが操作することを想定しての「使いやすさ」
・これから長期間使い続けるため、見た目や料金面での「使い続けやすさ」
・不明点や緊急時の対応・活用方法の提案などの「フォロー体制」
を重視してみてはいかがでしょうか。


使えないシステムを導入しても意味がありません。あなたのサロンに合ったシステムを選択できれば、これまで時間をかけていたサロンワークを短縮し、本来時間をかけたいお客様へのサービスや教育に時間を充て、効率の良い集客ができるようにもなります。
これからの時間を有効活用するために、今、時間を使ってサロン業務の見直しを考えてみませんか?

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